気分転換

東京へ来て初めて理髪店へ。何人かの若い男女の店員をベテランの店長が束ねている様子。若い女性があたる。やわらかいことばが頭の上から降ってくる。そして頭上ではシャキシャキ、はかどる鋏捌きが涼しい。
しかも、まったくの昔話として「実家の行きつけの床屋さんは耳掃除がうまかった」なんて話したところ、「御所望ならできますよ」と、さらっとやってくれた。これがまた漢の耳かき捌きではないか。最近は耳掃除など断られる店が殆どなだけに、こいつは意外な嬉しさだった。
それでいて、お洒落な店内、効能の可否はともかく、なにやら最新の?洗顔や、気持ち良いパックなどもありつつ。昔ながらの床屋の技術と、美容院的な演出とが抜群の比率で融合してたな。