2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マン・レイ展へ

午後3時前に思いつき、駆け足でマン・レイ展へ。雨だし慣れない道程だしで、国立国際美術館に辿りついたときには足元もびしょ濡れだった。4時少し前に着いたため、館内も早歩き、ないし駆け足気味の鑑賞。 写真とリトグラフが多いことに、時代の変化の過程を…

へんな時間に日記

身を寄せている教会には9時過ぎからの「小礼拝」というものがあるので*1、今日初めて連れ合いと出席。まだ疲れが残っているわたしたちには、こちらのほうがよいということに気づいた。で、今、こんな時間に珈琲などすすりながら日記を書いている。牧師になっ…

読書メモ フェミニズム理解への準備

『講座 現代・女の一生8 アンソロジー 世界の女・日本の女』(岩波書店)と『売春の社会史 古代オリエントから現代まで』(筑摩書房)を並行して読んでいる。もっとも、読むといっても時折開くだけなので、いつ読み終わるのかも分からない。 自分が男性であ…

無関心の反対は

久しぶりに、身を寄せている教会で祈祷会のご奉仕。牧師さんは教団総会に出席なのだった。 相変わらずよく反応して下さり、意外で面白いコメントもして下さる人々。「好奇心」というのが彼らにはある。 マルコ1:24「かまわないでくれ」(ティ・ヘーミン・カ…

いつ見てもおもしろい。

昨日久しぶりに「開運!なんでも鑑定団」を見ていた。中島誠之助さんが最後の徳利について「選ばれた人だけが持つことのできるものです!大切になさって下さい!」と力強く太鼓判を押していた。 選ばれた人だけが持つことができる品。それは芸術が芸術品へと…

歴史に憧れる/学ぶ

ビートルズなど'60年代のロックやポップスが大好き。その時代の文化も大好き。寺山修司や澁澤龍彦や・・・・・あるいは'50年代のジャズが大好き。その時代の文化が大好き。それこそ母校で回顧展をやっている「具体」運動やネオ・ダダなど。 ところで、どんな…

死ぬ気で

最近聖書通読をする気力も失せていたが、少し再開。列王記下で、いろいろ「おっ」と思うことあり。7章まで読んで、今晩はやめる。 サマリアがアラムに完全包囲され、母親が乳児を煮て食べるほどの飢餓状態に陥ったとき、重い皮膚病の四人が城門の入り口で言…

ドストエフスキーの合間に〜外山滋比古、『異本論』、筑摩書房

8月13日 拡散と収斂 外山滋比古『異本論』(筑摩書房)を面白く読んでいる。作者と読者の距離、そこに差し挟まる様々なノイズを異本化作用として、むしろ愉しむ。積極的に評価する。 ふとソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』を思い出す。バロッ…

ドストエフスキーに関するメモの抜き書き。〜辞任前の混乱から今に至るまで

安岡治子訳、『貧しき人々』、光文社 5月14日 以前帰省時、かつてあらゆる種類の本(もちろんいかがわしいやつも)を買った駅前の書店で購入。ドストエフスキーが23−4歳の頃に書いて、発表したデビュー作らしい。安岡治子という人の軽い文体の新訳(光文社文…

ただいま無職

連れ合いが病に倒れたため、7月でとある地方都市の教会を辞任。この仕事は退職金は若干もらえるものの、社会的位置づけは代表役員であるため、失業保険に加入できず、失業手当もない。次の任地を紹介してもらえるまで「明日はどっちだ?」の世界だ。なんとも…