昨日の口語訳に続いて、今日は佐藤研訳の、岩波書店版のマルコ福音書を読んでいた。口語訳が1950年代当時の日本人の現代性に訴える訳ならば、佐藤訳は現代と古代との距離をあらためて意識させる訳だと言える。
数年後に出るらしい新訳は、どんな視角を持っているだろう。それを手にするまでは、なんとしても生き延びねば。