2011-05-06から1日間の記事一覧

今こうやって生きている

ドストエフスキー『悪霊』第2部第1章末のシャートフとスタヴローギンの会話のなかに、既に『カラマーゾフの兄弟』の大審問官のテーマが出てきていた。読む順番が逆だけども面白い。究極のところ倫理の基礎は何なのか、いつも揺さぶりをかけてくる。 http://v…

献げること、酬いを受けること

展覧会場の教会で、今日も画家と対話。たとえば「キリスト教」絵画で「対価を受け取る」ことが「信仰」の「奉仕」の精神に矛盾していると見られると辛いだろうということ。それは牧師がお金や生活のことを言うと失笑されることに通じる。信仰的奉仕とプロで…