ハンバーグ、てんぷら

 連れ合いの祖母と同居、といっても、三食すべてを施設にお任せしてはいる。しかしせっかくわたしたちが同居することとなったのだからと、日曜日の夜だけは、わたしたちと夕食をともにすることに。今日はハンバーグ、グラッセ、刻んだキャベツとミニトマトのサラダ、ワカメのスープ、ごはんといったメニューを、わたしが作った。喜んで下さるおばあちゃんを見て、連れ合いの亡き母(おばあちゃんの娘)を想った。彼女も闘病中、わたしの作ったてんぷらを、それは美味しそうに平らげてくれたものだ。