屑とクズ

 録画しておいた『クリムゾンリバー2』を連れ合いと見る。クリストファー・リー、オカルトなどガジェット満載だったけれど、連続殺人なら「セブン」、封印解放の結末なら「レイダース」ほどのインパクトはなかったなあ。『ウィッカーマン』、また見たいなあ。クリストファー・リー主演の映画でとくに印象に残っている。
 安物の豆が中途半端な量だったので、挽いたやつにインスタントの粉も混ぜてドリップ。豆だけのときより美味しい。でも粉加減とか、二度と再現できないんだろうな。
 言葉。「わたしは塵芥に等しい者です」というと、どこか清潔で、静謐な響きがある。けれども「おれなんかクズ同然だわ」というと、自虐的な棘がある。わたしが味わった感覚としては、後者のほうがしっくりくる。
 この「おれはクズだなあ」という実感が、何らかの倫理的な態度決定に生きてくれたら有難いが。他者との関係において。自己卑下ぎりぎりのところで、しかしイエス・キリストの霊がそういうわたしを用いて他者と出会わせて下さっている、というような。それを忘れなければ、どんな仕事でもできそうな。