“私は道に迷ったので、帰り道を教えて欲しいと頼む。すると、案内をしてやろうといった人が、平坦な道をかなりの距離、一緒に歩いてくれる。突然、道が行き止まりになる。すると案内してくれた人がこういうのだ「君の仕事はここから帰り道を探すことだ」―あたかもこんな具合なのだ。”(ツイッターの L. Witgenstein botより)
この場合のウィトゲンシュタインの“案内をしてやろうといった人”は、帰り道そのものを案内してくれたのではなくて、歩き方や、まわりの景色の確認の仕方などを教えてくれたんだろう。自分がどのように歩いており、自分が今、どのような立ち位置にいるのかを知る仕方を。
出汁に使った昆布を捨てずに、ウイスキーをちびちび、昆布をかじると、これがいける・・・・