和辻哲郎『倫理学』を読んでいると、レヴィナス『神・死・時間』をどうしても思い出す。他者へと曝され、他者へと明け渡されることにおいてのみあるような個人。ハイデガーを批判的に継承したレヴィナスのこうした側面を、和辻は仏教的な「空」とヘーゲル哲…
“エサウは、カナンの娘たちが父イサクの気に入らないことを知って、イシュマエルのところへ行き、…”創世記28:8以下 ある意味で選外の者となったイシュマエルとエサウ。彼らはどんな会話を交わしたのか。老イシュマエルはエサウに、自身を見出しただろう。エ…
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