2012-08-20から1日間の記事一覧

悪夢の色彩

帰省中に読んだ「西方の人」、背景抜きに読むとぶっとんだキリストで面白かった。若干の背景をもって振り返ると、追い詰められた芥川龍之介が、ワイルドが「獄中記」に描いたようなキリスト像に、ニーチェと対峙しながら肉薄しているような感じか。でも、テ…

生き抜くこと 派遣やアルバイトで働いている友人知人は、みんな生きることに真剣なのであって、仕事の種類云々はそのための手段と割り切っている。自身を顧みるに、仕事にやたら神学的な高尚さを求め続ける限り、二度と社会復帰はできまい。どんな職業であれ…