2012-09-04から1日間の記事一覧

繰り返し回顧され、ゆたかになる体験

スヒレベークの『イエス(第二巻)』のなかで、パウロの回心についての使徒言行録9章、22章、26章に出てくる表現の比較ないし発展が詳細に分析されていた。とても面白い。復活のイエスの顕現体験が、客観的な観察記録といったものではないということを、見事…

へり「くだら」ない

無任所になってこの季節を迎えるのは3度目。いつも微妙な気分になってくる。「安心」が欲しいなあ。他には何も要らない。 本田哲郎著、『聖書を発見する』、岩波書店、2010を読んでいる。あらためて、神学は中立という意味での客観的などではあり得ず、決断…