2013-02-13から1日間の記事一覧

踊躍歓喜のこころ

連れ合いが気を利かせて、知らぬ間に『親鸞 いまを生きる』(朝日新書)という本を買ってテーブルに置いておいてくれた。姜尚中、田口ランディ、本多弘之の三氏がそれぞれ短い随筆を寄せている。まずは姜尚中の文章を読んだ。『悩む力』『続・悩む力』に書か…

「言葉」それ自体

“一九六〇年代、来日したパウル・ティリッヒという宗教学者が、安田理深先生と対話をしたときに、「私はどうしても宿業というものがわからない」とおっしゃいました。キリスト教では、この私というものは神様がつくったものであり、原罪をもらったと考える。…