2013-03-07から1日間の記事一覧

補足 癒しの間‐主体性

イエスが盲人の目を「癒した」場合、本人一人が外科的に回復したものの孤独に苦しんだのではなく、彼も彼の周囲の人々も一緒に驚き、一緒に喜び、その後も彼の目のサポートを周囲の人々は継続し、彼はその回復と、そんな自分自身とイエス、また周囲の人々と…

当事者一人が癒されても孤独なだけ

オリヴァー・サックス『火星の人類学者』の、“「見えて」いても「見えない」”を読む。以前ある方から、目の手術をした結果見えるようになり、すると視覚が恐ろしくて、白杖を用いていた時よりもむしろどこにも行けなくなった実話を聞いていたが、より詳細で…

実家で新幹線までの時間にテレビで『パットン大戦車軍団』を観ていたが、主演のジョージ・C・スコットってあのとき43歳くらいなのか。俳優ってすごいな・・・ 『史上最大の作戦』とか、『ナバロンの要塞』とか『ナバロンの嵐』とか、『バルジ大作戦』とか、…

変容と受容

オリヴァー・サックス著、吉田利子訳『火星の人類学者』(早川書房)読了。日常生活の困難さという意味ではレベルがまったく違うが、少なくとも、このわたし自身が抱えているいくつかの強迫的な観念や癖については、「直/治すべき」ものと考える必要はない…