なぜか突然新婚旅行の写真が見たくなり、撮影後のチェック以来初めてフォルダを覗く。撮影当時は「よくもまあこんなに無駄な写真を。削除しようかな」等と呆れたものだったが、ピンボケ、何を撮っているのか分からないものなど、捨てずに置いておいてよかった。
たった数年とは言え、わたしたち夫婦にも、写真を振り返って面白がるほどの歴史の蓄積ができたわけだ。連れ合いが冗談半分に指摘していたが、たしかにこの数年でずいぶん薄くなってしまったのだなあと、写真のなかの“フサフサ”を見て痛感。連れ合いは今のほうが溌剌としているようにも感じられた。