立ち読みして出会った物語たち

明日帰るので、時間を作って久し振りの友人と会い、帰りに実家最寄り駅前の小さな本屋へ。雑誌からマンガ、文庫までざっと置いてある、よくある書店。むかしはよくマンガやエロ本をここで買った。そして、この書店でドストエフスキーとも出会った。松岡正剛『遊学』とかワイルドともここで。
本日も収穫あり。小林秀雄岡潔『人間の建設』、野矢茂樹『心と他者』。これだから本屋さんは面白いのだ。こんなに小さな、物心ついたころ(より前?)からある、なんの変哲もない本屋さんで、自分の人生を左右するような本との出会いがある面白さ。amazonの予定調和もたいへん役には立つが、この「あれぇ!?こいつは」というような遭遇は、インターネットでは難しい。なにより、ぱらぱらめくったときの驚き。
本屋さん、がんばれ!