まねるたのしみ

聖公会の司祭の友人と、スカイプで語り合う。彼からはつねに大きな刺激を受け続けている。神学部時代にレヴィナスを一緒に読んだりしたことを、懐かしく思い出す。スラヴォイ・ジジェクとかアラン・バディウなんて人たちも彼から教わったのだった。今年もスヒレベークスを教えてもらい、夢中で読んだ。
思えば東京に来てからも様々な人々と出会い、色々なことを学んだ。自分が語ること、考えることの殆どは、誰かから教わったこと、誰かに刺激を受けたことである。殆ど?否、すべてかもしれぬ。それはほんとうに楽しいことだ。わたしは喜んでお気に入りの人のエピゴーネンになる。模倣の愉しみである。