ここに教会があります

キリスト教記者クラブのオフ会に参加。先々月に続いて二回目。今回も面白かった。次回は四月なので、参加できるのはもう今日が最後だろう。前回に続き、インターネットにおける伝道ないしキリスト教的価値観の共有の可能性と問題点について発題があり、質疑応答がなされた。
たしかにツイッターはうっかりした発言で相手に言葉の暴力を与えるリスクがかなりある。また、ちょっとした言葉のあやで論争を生みやすいし誤解も受けやすい。けれども、フェイスブックなど実名のソーシャルネットワークサービスではなかなか言えない苦しさとか苛立ちとか、そういうものを吐き出せる可能性もある。
今日お伺いした話のなかで、明らかに「いのちの電話」的な働きをツイッターにおいてしておられるケースも学んだ。匿名だからこそ赤裸々に痛みを呟き、あるいはダイレクトメッセージで「助けて下さい、祈って下さい」的な求めをする人の存在。そういう用い方もあるのだと。
しかしまた一方で、インターネットの利用率というか情報へのアクセスの気軽さが、東京と地方とではかなり違うという現実も。若い方でもその地域差はあると実感。インターネットは全国普遍だからどこの誰でも均等にアクセスしている、というわけではない。
四国の前任地同様、今度は九州の、やはりかなり過疎高齢化が進んでいると思われる地域に赴任するのだが、ふだんは幼稚園にはりつくことでもあろうし、教会が地理的に目立ちにくい場所にあることもあって、なんとかしてツイッターフェイスブック、ブログ、ホームページなどを模索してゆきたいと思う。ここに教会があるから、いつでも寄って下さいと。