2012-12-01 谷間の鹿 今日も病院へ。母は水を「おいしい」とごくごく飲み、みかんを食べた。錠剤を口に入れてあげ、顔や手を拭いた。手術前同様、わたしの祈りに「アーメン」と力づよく応えてくれた。ここに命がある。神の息吹を乾いた砂のように吸い込んでゆく命が。