以下教文館の『在日朝鮮基督教会の女性伝道師たち』より引用。“1937年以降中国侵略が本格化するにつれ、戦時体制が強化され、神社参拝の強要は集団的に実施された。全ての学生(特にミッション系)に神社参拝を強要し・・・”(142頁)
『在日朝鮮基督教会の女性伝道師たち』の「第3章 自立期(1934〜39)」まで読んだ。組織が解散させられたり、神社への参拝や日本語の使用を強制されたり厳しい時期であるが、かつてない人数の女性たちが伝道師として女伝道会(婦人会にあたる)の組織や医療伝道、幼稚園等に励んだことを学ぶ。
女性伝道師のなかには病死したり、戦後に朝鮮戦争で教会や信仰を守ったために殉教したり、若くして生涯を終えた人も多いようだ。また、活動が僅かしか分からない人もたくさんいる。辛うじて『基督教年鑑』などで確認しているようだ。
教会の週報などがどれだけ大事かをあらためて思う。わたしは週報を作る時、よく誤字をした。気をつけていてもどうしてもそうなる。大事な記録なのだと肝に銘じて、次の任地では誤字を防止したい。また、書ける限りの活動は小さなことでも書きとめたい。