2012-10-18から1日間の記事一覧

読んでみよう

姜尚中『続・悩む力』(集英社新書)を購入。『悩む力』が欲しかったのだが、売り切れていたのでとりあえず。なぜ買ったかというと、彼のスキャンダルに乗じて、「家庭崩壊しているような人が、『悩む力」などと人に言えるのか」という批判が起っているから…

それを言ってはおしまいなのか?続き

先日、『日曜美術館』で土偶の特集をしていた。数千年から、古いものでは一万年も昔の遺物なのであるから、それをもって単純に「日本人の心性」云々と現在化はできない部分もある。しかし少なくともそのフォルムの新鮮さや、そこに表された何らかの宗教性に…

それを言ってはおしまいなのか?

スヒレベーク『イエス(第三巻)』の第四部を読んでいる。第四部になって、急に聖書学(聖書神学)から組織神学へと重点がシフトされた。正直、ちょっと興味が薄れてきている。人間の意味への究極の問い=神への問い、というゴリ押し感が強くなってきたから…

読んだ

姜尚中『続・悩む力』読了。ウイリアム・ジェイムズの「二度生まれ」という概念が、本書の背骨になっているように思われた。一度生まれ、平穏に生きている。やがて破滅的な挫折ないし生死の境の体験をする。その後、すべての価値観が新たな意味をもって受け…